出版社内容情報
1939年~1940年にかけて、SWP党内で行われたトロツキー、多数派とマーティン・アバーン、マックス・シャクトマン、ジェームズ・バーナムら少数派との論争の真実とは――。
新たに発掘した少数派の論文、資料を基に、この分派闘争を再現、再検証して、トロツキーの不当な「論法」を明らかにする。これまでのトロツキー評価が一変する衝撃の書。
内容説明
一九三九年~一九四〇年にかけて、SWP党内で行われたトロツキー、多数派とマーティン・アバーン、マックス・シャクトマン、ジェームズ・バーナムら少数派との論争の真実とは―。新たに発掘した少数派の論文、資料を基に、この分派闘争を再現、再検証して、トロツキーの不当な「論法」を明らかにする。これまでのトロツキー評価が一変する衝撃の書。
目次
第一章 「公的」解釈の問題点と真の争点
第二章 時代背景(独ソ不可侵条約と第二次世界大戦;ソ連軍によるポーランド侵攻;ソ連邦によるバルト三国軍事保護国化と冬戦争)
第三章 SWP党内闘争の経緯
第四章 トロツキー論争内容の再検証(少数反対派の「プチブル」規定;少数派「ブロック」の性格;弁証法;経済と政治;「具体的政治問題」;結び)
著者等紹介
廣〓伸一[ヒロセシンイチ]
1950年東京生まれ。中央大学中退。在学中より第四インターナショナル運動に参加し、異なる時期に、小政治グループふたつに籍を置く。その後、実践活動の方針の違いから、それらグループを離れ、実践活動から身を引くも、理論上の疑問点を追求すべく、仕事の傍ら研究活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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