出版社内容情報
哲学者レシェク・コワコフスキによるマルクス主義研究の金字塔!
〔第1巻 創設者〕〔第2巻 黄金時代〕〔第3巻 崩壊〕を全一冊に。
思想界に衝撃を与えた傑作、本邦初訳!
〈本書は、マルクス主義の歴史であるが、マルクス主義と他の思想との交渉・衝突の歴史であり、その意味でここ二世紀余の人文思想の概括である。そういうものとして、コワコフスキはこの思想の歴史を解説した。その気概を軽く受け止めてはなるまい。――訳者〉
内容説明
思想界に衝撃を与えた傑作、本邦初訳!マルクス主義研究の金字塔!
目次
第1巻 創設者(弁証法の起源;ヘーゲル左派;最初期のマルクスの思想 ほか)
第2巻 黄金時代(マルクス主義と第二インターナショナル;ドイツの正統派:カール・カウツキー;ローザ・ルクセンブルクと革命左翼 ほか)
第3巻 崩壊(ソビエト・マルクス主義の第一段階 スターリン主義の始まり;一九二〇年代におけるソビエト・マルクス主義の論争;ソビエト国家のイデオロギーとしてのマルクス主義 ほか)
著者等紹介
コワコフスキ,レシェク[コワコフスキ,レシェク] [Kolakowski,Leszek]
1927~2009。ポーランド・ラドム生まれ。父母はともに教師。1943年に父親がドイツのゲシュタポに殺害され、一家は東部の寒村に避難した。ドイツ軍が学校教育を停止したので、自学して、学校卒業試験に合格し、45年創設のウッチ大学で哲学を学んだ。03年米国議会図書館から第1回ジョン・W・クルーゲ賞(人間科学部門)を授与
神山正弘[カミヤママサヒロ]
高知大学名誉教授。1943年鹿児島県生まれ。07年帝京平成大学現代ライフ学部教授(2014年まで)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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