出版社内容情報
高齢化が進む先進国が社会保障費の抑制政策を採用している中で、唯一、介護保険の給付拡大を行っているドイツ。被保険者が合意すれば、保険料をあげることで給付拡大もできることを、世界に示した。その画期的な取り組みを紹介する。
目次
序章 本書の目的と構成
第1章 ドイツの介護保険制度
第2章 介護強化法制定の背景と評価、保険料
第3章 介護強化法の給付と鑑定
第4章 介護強化法の補論と示唆
終章 ドイツの介護強化法が目指したもの
著者等紹介
小磯明[コイソアキラ]
1960年生まれ。2023年3月立教大学大学院ビジネスデザイン研究科ビジネスデザイン専攻博士課程前期課程修了。政策科学修士・政策科学博士(法政大学)、経営管理学修士(立教大学)、専門社会調査士(社会調査協会)。現在:株式会社カインズ代表取締役社長。法政大学現代福祉学部兼任講師(医療政策論、関係行政論)。法政大学大学院政策科学研究所特任研究員。法政大学地域研究センター客員研究員。法政大学大原社会問題研究所嘱託研究員。非営利・協同総合研究所いのちとくらし理事。公益財団法人政治経済研究所研究員。受賞歴:2020年8月、日本協同組合学会賞学術賞(共同研究)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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