目次
懐疑と神秘思想―マウトナーの言語批判論にもとづく試論(世界としての個人―マウトナーの言語批判論第一部をめぐって;時間としての世界―マウトナーの言語批判論第二部をめぐって;道具としての言語―マウトナーの言語批判論第三部をめぐって)
分離を通じて共同社会へ(大衆と単独者;共同社会の三類型;「私」と「世界」との問題;世界の媒体としての自我;魂を吹き込まれた世界;世界を物質からとらえるか、精神からとらえるか ほか)
著者等紹介
ランダウアー,グスタフ[ランダウアー,グスタフ] [Landauer,Gustav]
1870年、南西ドイツのカールスルーエ近郊に生まれる。ベルリン大学、ハイデルベルク大学、シュトラスブルク大学で哲学・神学を学ぶ。ドイツ社会民主労働党内で青年派分派として活動の後、独立社会主義者として、ドイツロマン派、ニーチェ、プルードン、クロポトキンの影響のもとに独特なロマン主義的多元・連合・協同社会の思想を展開した。マイスター・エックハルトなどの中世キリスト教神秘主義の研究者として知られる。1919年、ミュンヘン・レーテ共和国教育・文化大臣としてレーテ革命をになったが、同年5月、反革命義勇軍によって虐殺された
大窪一志[オオクボカズシ]
1946年神奈川県生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。編集者・著述者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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