内容説明
「戦後日本の最大規模の社会運動は平和運動であった」戦後70年余り、日本は戦争を放棄し、交戦権を認めない憲法9条を守り続けた―。忘れてはいけない。反核・平和運動に生涯を捧げ、尽力されてきた30人の記録。
目次
金子兜太―平和に執念を燃やした前衛俳句の巨匠
福富節男―「デモ屋」と呼ばれた数学者
野添憲治―中国人・朝鮮人の強制連行解明に挑む
吉田嘉清―戦後平和運動の最大のヒーロー
佐藤行通―生涯を平和運動に捧げた陸士出の僧侶
池田眞規―護憲と核兵器廃絶に奔走した稀代の弁護士
フィデル・カストロ―共産陣営では稀にみる清廉さ
川島幹之―反戦のスタンディングをして逝ったスポーツ記者
進藤狂介―献身無私のオルガナイザー
見崎吉男―第五福竜丸被災のビキニ事件の証人〔ほか〕
著者等紹介
岩垂弘[イワダレヒロシ]
ジャーナリスト。長野県生まれ。早稲田大学政経学部卒業。1958年朝日新聞社入社、社会部員、首都部次長、社会部次長、編集委員などを経て1995年退職。同年、平和・協同ジャーナリスト基金を創設し代表運営委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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