出版社内容情報
どいかや[ドイカヤ]
著・文・その他
きくちちき[キクチチキ]
イラスト
著者等紹介
どいかや[ドイカヤ]
1969年東京都生まれ。絵本作家
きくちちき[キクチチキ]
1975年北海道生まれ。絵本作家。個展のたびに絵本を発表し人気を博す。繊細さと大胆さをあわせ持つ瑞々しい作風が編集者の注目を集めるようになり、2012年2月に『やまねこのおはなし』と『しろねこくろねこ』(学研)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
61
読み友様からのご紹介本です📚どいかやさんはいいですね!出会った白猫ちゃんが成長するにつれて何故か黄色に。その訳は・・・ほっこりと心が和む。何だか冬にぴったりなお話だと思います。2022/12/28
ちえ
44
どいかやさんのお話にきくちちきさんの絵。山奥でのんきに楽しく暮らしていたやまねこが街に行ってみようと思い立ってでかけて…。不思議で優しい話だった。やまねこの語りはどこかアイヌのお話のよう。きくちちきさんのカラフルな絵も楽しい。2022/12/04
k sato
39
森に暮らす一匹の黒いやまねこ。ある日、弱っている白い子ねこを見つけて介抱することに。そして、元気になった白い子ねこと暮らし、森の中で楽しい日々を過ごしていた。すると・・・この先は読んでからのお楽しみ(´▽`)日本の昔話を思い出したよ。自分より、誰かの幸福を優先するって、とても勇気が要ることだよね。誰かを労わり、思いやる気持ちも大事。だけど、どうやったらそれを上手くできるのか言葉では説明できないなぁ。嗚呼、もうすぐタンポポの咲く季節がやってくる。春に読むにはぴったりの絵本だ。2023/02/21
鴨ミール
35
表紙の絵からして、怖い話だと思っていたら全然誓っていい話だった。身体についたたんぽぽの綿毛を見て、「これではたねの役目を果たせない」とおもったやまねこは、良い土の上に一つ一つ置いてやりました。なんて可愛い。善い行いをすると巡り巡って自分にも返ってくるということ。きくちちきさんの絵は個性的ですね。とても印象に残ります。2024/04/27
小夜風
32
【図書館】どいかやさん作のお話に絵を付けるなんて、きくちちきさん凄い贅沢だな~って思いながら読みました。どいかやさんの絵だったらどうなるかな?って、ついつい想像しましたが、これはきくちちきさんの絵の迫力だからこそのお話かな。意外な展開にドキッとさせられました。終わり方も好きです。2014/12/24
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