内容説明
思想家古在由重を縦軸に、吉野源三郎、芝田進午、鈴木正を横軸に真理のベクトルを模索する。
目次
序章 歴史的現代と古在由重
第１章 私たちはどう生きるか―吉野源三郎（吉野源三郎との邂逅；継承者としての緑川亨と安江良介；『追悼集安江良介その人と思想』を読む）
第２章 人類生存哲学の思想―芝田進午（たぐいまれな実践的知識人芝田進午；現代に対峙する“芝田学”のトルソ；予研＝感染研裁判闘争と「人類生存の思想」；「人類せいぞの哲学」構築の礎）
第３章 自立的精神への探求―鈴木正（自由と抵抗の思想家たち；日本近代思想の水脈；自立性と独立心の思想史学）
終章 国民統一戦線への展望
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