内容説明
学力をめぐる今日的課題は、これまで教師たちが試行錯誤しながら蓄積していった教育実践・理論と、どのように対峙し、あるいは統一されるのか、それらは教育課程の問題としてどのようにとらえていくべきなのか。社会科・生活科・総合学習等で形作ってきた社会認識を形成する授業の成果と展望。
目次
第1章 戦後教育と社会教育の歩み(戦後教育と社会科略史;社会科の現状と実践の課題―歴教協「学力と教育課程」の30年;社会科における学力の形成)
第2章 社会科における授業と学力形成(小学校・社会科の授業づくりと学力;中学校・社会科の授業づくりと学力;高校・日本史の授業づくりと学力)
第3章 現代の社会科の学力を問う(今、問われる社会科の学力とは何か;日本とアメリカの歴史教育を比較する;生活科・総合学習と社会科の学力を伸ばす;21世紀社会科の展望と課題とは何か―戦後民間社会科の教師像から)
著者等紹介
前田賢次[マエダケンジ]
北海道教育大学札幌校(准教授)教育方法学
荒井眞一[アライシンイチ]
札幌大谷大学(准教授)教育方法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。