内容説明
パラサイト、ニート、フリーター、ワーキングプア…。社会は、教育は、若者の未来を守れるのか?追いつめられる若者たち。
目次
第1章 日本の若者問題と格差社会(日本の若者―自立の課題二〇年;「格差社会」と若者の未来;格差社会と高校生の現状―「高校生白書 二〇〇六」から見えるもの;青年をいじめる社会にレッドカードを―ニートとよばれる子を持つ親たちの取り組みを通じて)
第2章 青年の自立と社会参加をはかるには(若者―参加から影響力へ;青年の自立と社会参加;日本の高校教育は労働の主人公を育てようとしているか)
第3章 格差社会の下での教育実践(おいしい「労働の授業」の料理法;ネットカフェ難民と野宿者、世界の児童労働へ連なるもの―日本と世界の貧困を考える;ボクの空想がくずれている―「サービスエリアで休憩中」の不登校生アキラと過ごした一年)
第4章 行動する青年たち(学校模擬投票で選挙への関心を育てる―日本初の学校模擬投票の経緯と結果;教室の灯を消さないで―定時制統廃合に抗した生徒たち;イラク戦争反対に立ち上がった高校生―核兵器も戦争もない二一世紀をめざして;首都圏ユニオン―青年にとって組合って何だろう)
終章 「がんばり」神話を超えて―格差社会における教育実践の方向
感想・レビュー
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