内容説明
敗戦後、台湾から母と二人で引き揚げた少年・ボクを、父の親友は温かく迎えてくれた。祖父と父の死。名古屋の町にあふれるデモクラシーとアメリカへの戸惑いと反発。「学校新聞」創刊を機に、若いアメリカ兵と出会って…。
目次
第1章 ハブ・プラス・ピーピー(父祖の村へと;お引き受けしましょう;惟信中学のボケに ほか)
第2章 アメリカとの出会い(二・一ゼネストは消えた;『哲学以前』;易者の康輔 ほか)
第3章 サヨナラ、ブルース(岡崎高師をめざし;ストームに胸はずませ;夢は砕けて ほか)
著者等紹介
鈴木茂夫[スズキシゲオ]
1931年生まれ。本籍・愛知県。船会社に勤務していた父に伴われ、日本と台湾で幼少年時代を過ごす。基隆・双葉小、大阪・五条小、台北・錦小、高雄・堀江小、高雄中学、台北四中に在学。1946年愛知県立惟信中学校第四学年に編入。1949年愛知県立惟信高等学校卒業。1954年早稲田大学第一文学部ロシア文学科卒業。1954年TBS(東京放送)入社。テレビニュース・チーフディレクターなど。1995年仏教大学文学部仏教学科卒業
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