内容説明
バクダッド空爆で猛威をふるったF16戦闘機はミサワ基地から飛び立った。次の「標的」は北朝鮮か!自衛隊派兵の背後で進む米国の東アジア軍事戦略を衝く。
目次
序章 終わりなき情報戦争
第1章 撃鉄は起こされた
第2章 シェイプの秘密
第3章 アトミック・パンチ
第4章 交戦なき戦争の中で
第5章 冷戦の証言者
第6章 核の季節の再来
第7章 ワイルド・ウィーズルの誕生
増補章 イラク戦争、そして北朝鮮へ
著者等紹介
斉藤光政[サイトウミツマサ]
東奥(とうおう)日報社編集委員。1959年、岩手県盛岡市生まれ。青森県八戸市で育つ。成城大学法学部卒。政経部、社会部、社会部次長などを経て、2002年に現職。基地・防衛・安全保障問題のほか、「国内最大の縄文集落」として知られる青森市の三内丸山遺跡など歴史・考古学をフィールドに取材を続ける。冷戦時から現代までの米軍三沢基地の核と情報戦の真相に迫った「解かれた核の封印」は、平和・核問題などで業績を残したジャーナリストに与えられる第6回平和・協同ジャーナリスト基金賞(2000年度)を受賞したほか、新聞協会賞の最終候補に選ばれた。記者活動のほか、横浜市立大、沖縄大など各種の市民講座で講師を務める
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