「声なき声」をきけ―反戦市民運動の原点

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784886835017
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0036

内容説明

その日、二人は横幕を持って国会に向けて歩き始めた―。60年安保からベトナム反戦、湾岸戦争まで―「声なき声の会」を支えた著者の遺稿。戦争と権力者の横暴に抗し、挫けずに歩んだ人々の群像。

目次

それはこうしてはじまった
無党無派の反戦・反安保
浅沼社党委員長の刺殺に抗議
政防法案をせきとめる
太平ムードに抗して
ベ平連誕生の母胎に
ベ平連とともに歩む
「あくまでも合法デモを」
市民運動のあり方を巡って
ロッキード事件の究明へ
声なき声の新しい出発
湾岸戦争に反対する

著者等紹介

小林トミ[コバヤシトミ]
1930年(昭和5年)5月15日、茨城県土浦市に生まれる。東京芸大に進学し、美術学部を卒業後、さらに専攻科で二年学ぶ。鶴見俊輔氏らが始めた「思想の科学研究会」に入り、その傘下の一サークル「主観の会」の責任者を務める。日米安保条約の改定に反対する運動が全国的に高揚した1960年の6月4日、映画助監督の不破三雄氏と二人で「誰デモ入れる声なき声の会」と書いた横幕を掲げて、東京・虎ノ門から国会に向けて歩き出す。これを機に「声なき声の会」が誕生する。2002年10月7日、国立がんセンター東病院(柏市)へ入院、12月21日退院。同29日ころから昏睡状態となり、2003年1月2日午前五時三十分、永眠。七十二歳

岩垂弘[イワダレヒロシ]
ジャーナリスト。1935年、長野県生まれ。早稲田大学政経学部卒業。朝日新聞社会部次長、編集委員などを経て、退職後、友人らと「平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF)」を創設し代表運営委員となる
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感想・レビュー

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takao

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ふむ2025/04/21

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