出版社内容情報
海を流れる河
三つの集約/死者はすでにいない/体刑と自己否定/海を流れる河/無感動の現場から/『望郷と海』について/失語と沈黙のあいだ/ことばは人に伝わるか/俳句と〈ものがたり〉について/賭けとPoesie/定型についての覚書/メモ(1972年~1973年)国境とブイ/仏典二冊/手のひら/日記Ⅰ(1972年)/日記Ⅱ(1974年)
断念の海から
私の詩歴/「ロシナンテ」のこと/辞書をひるがえす風/私と古典―北條民雄との出会い/信仰とことば/聖書とことば/教会と軍隊と私/私の八月十五日/海への思想/冬とその論理/ある再会/詩と信仰と断念と%
内容説明
シベリア強制収容所体験から生まれた思想の全貌!待ち望まれた評論集の復刊。
目次
海を流れる河(三つの集約;死者はすでにいない;体刑と自己否定;海を流れる河 ほか)
断念の海から(私の詩歴;「ロシナンテ」のこと;辞書をひるがえす風;私と古典 ほか)
一期一会の海(「体験」そのものの体験;「自由」について)
自編年譜