出版社内容情報
自然科学的疑問の残る情報があふれる今日。学校教育の根底をなす問題から、広く社会一般の出来事まで―。今、理科教育のあり方を考える。
内容説明
本書は、理科教育という一つの教科の問題に限定せず、広く教育―科学教育にかかわる根底、社会の深層にかかわる問題までを扱っており、現場の底辺、最も深層から教育を考えているものとなっている。今日の学校教育がおかれている状況、学校教育の根底をなす問題を知る上で重要な書。
目次
1 教育内容の空洞化(先入観がまかり通れば;矛盾のない矛盾;自然オンチの子どもたち ほか)
2 看板はゆとり(過去をふまえた理科教育の建設を;短絡;わたしの期待 ほか)
3 教育の慣性(生物のからだは細胞でできているのだろうか;細胞には出入り口がない;仕事 ほか)
4 国民の科学知識(食塩はこげる;どこから、どこまで;緻密で大胆に ほか)
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- 和書
- 生誕の災厄