白骨街道―英軍に救われたビルマ戦線捕虜の記

白骨街道―英軍に救われたビルマ戦線捕虜の記

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  • サイズ B6判/ページ数 159p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784886832764
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

初めて口を開いた「戦中捕虜」の真実。本書は、「戦史顕彰」とも「軍部告発」とも異なる異色戦記である。

目次

第1章 召集・南方戦線へ
第2章 インパール作戦の顛末
第3章 サモウ・インジゴンの戦い
第4章 レド野戦病院からカルカッタ・デリーへ
第5章 砂漠のピカネール捕虜収容所の毎日
終章 クィーン・メリー号で廃墟の祖国へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

katerinarosa

4
英軍に救われた日本軍兵士の話。ビルマ戦線で負傷して捕虜となり、英軍の飛行機で病院まで運ばれて治療を受けた人の話。捕虜になるというのは当時の考えでは恥と思われることで、この作品を書くにあたり著者も戦友から書くのはやめた方がと言われたらしい。文体は優しくとても読みやすい。悲惨な戦争でも敵味方なく命を救おうとした英軍もいたのだというのはアーロン収容所やそのほかを知る身としては、何となく救いを感じた。また再読したい。2016/04/05

1977年から

0
2001年

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