内容説明
あたしはアリス、ちょっとやそっとのことじゃ驚かないタフ・ガール。楽しい予感がするときは、頭の中が真っ白になってどんな奇妙なできごとだってすんなり受け入れられてしまうものなのよ。みなさんご存じの大冒険が始まったときもそうだった。冒険が始まる前はいつもそう、新しい扉が開くときはいつもそう。動き出す言葉、解き放たれるイメージ。世界の名作が“今”とリミックス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
62
『アリス・オンパレード』第18弾。縦21cm、横15cmのサイズ。"STORY REMIX SERIES"の1冊で、「世界の名作が"今"とリミックス」というもの。ただし、アリスの全訳で、プロットにリミックスは施されてはいない。訳者はうえさきひろこ。一連のアリスの翻訳者の中では最も知名度が低い。ウサギは大阪弁でしゃべり、侯爵夫人は「ザマス」言葉。3月ウサギにいたっては文末が「だよーん」。ほとんど赤塚不二夫の世界だ。挿絵は白土恭子の写真。被写体はアリスには全く無関係な女子中学生の日常の風景。購買層は不明だ。2013/09/23
りず
2
アリスの一人称になっていて、登場人物が今風のしゃべり方でした。写真は話に全く関係ない気がするのですが…。2010/06/07