内容説明
元トーキング・ヘッズの鬼才、デヴィッド・バーン。
目次
マン・イン・メディア―バイオグラフィー的エッセイ
アーティスト・イン・ダイアローグ―創作過程を論じるロング・インタヴュー
ニュー・リリース―バーンがツアー中に撮影したスナップの数々
〈レイ・モモ〉ツアー日記―北米、南米ツアー中にバーンが記した日記の一部を公開
タイムライン―レコード、フィルム、ヴィデオの全記録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さっちも
10
東洋人の顔して、ロックやソウルを唄うってどうなんって思ってしまう人間です。でも、そんな悲哀をトーキンヘッズのデビットバーンが感じていたとは意外だった。中流階級の恵まれた家庭、名門の美術大学卒というのは純然たるロックとはいえず。さらにアフリカ、南米などの音楽を貪欲にとりこむホワイトという構図はネジレを本人も周囲も感じてたとは、想像がつかなかった。映像やクロスカルチャーで育った典型的アメリカ中流階級の白人、そんな背景が独特のパフォーマンスに生み出した。芸術以外は非常に非常に質素な暮らしぶりをしているという2020/11/21
vonnel_g
1
vol.1とあるけれど続刊出たんだろうか。トーキング・ヘッズのディッド・バーンの生い立ち、バンドの推移、「レイ・モモ」のツアー日記。「サイコ・キラー」がミュージシャンのキャリアのごく初期に書いた曲と知ってびっくり。巻末には交流の深かった今野雄二氏(この方の書くものには大人の匂いがしたもんだ)のエッセイが掲載されている。2016/01/16
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