内容説明
多くのオーナー経営者が陥るワナは、「自分の創った会社は永久に自分のものだ」という錯覚である。だから「人の創った会社を乗っ取るのは悪だ」という日本的な情緒社会が健全な「M&A」の導入を頑なに拒んできた。その壁を日本で初めてぶち破ろうとしているのが、ミネベア総帥・高橋高見である。彼を単なる買い占め屋だ、乗っ取り屋だと一言で片づけてはいけない。彼の真意を知る最良の手段がこの本である。
目次
第1章 吹き荒れるM&Aの嵐
第2章 ミネベア急成長の軌跡
第3章 グローバルな視野に立つ経営
第4章 高橋高見とはどういう人物か
第5章 いま明かす三協精機問題
第6章 日本型ビジネスを乗り超える
第7章 時の流れに乗る者、逆らう者