内容説明
俳句は日本独特の文学形式で、古くから毛筆で書かれてきました。そして長い間に、書特有の美しい、雅趣深い表現方法が研究、工夫されてきたもの。本書は、このような伝統的な書の技法を学びながら、「俳句の美しい書き方」をやさしく解説した。「俳句を美しく書く」というテーマから、細字かな、よく使われる変体がなのお手本も付け加えた。
目次
第1章 俳句を美しく書くために(俳句の書き方;細字のかな;よく使われる変体がな;俳句の基本的な形)
第2章 俳句の作品をつくる(美しい料紙に書く;自由に、楽しく書く)
第3章 暮らしの中で楽しむ俳句の作品(年賀状 暑中見舞;四季折々のはがき;小色紙)
追補 短冊に書く基本例
著者等紹介
初山祥雲[ハツヤマショウウン]
栃木県生まれ。中央大学法学部卒。大貫思水に師事する。早くから名家の法書に範を求め、長い鍛錬の末に出てきた気品ある書は「軽快瀟酒の書」と評される。日本書学館副理事長として、支部・恭栄書道院も主宰し、書の普及、後進の育成に力を尽くす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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