内容説明
モーツァルトのフルート四重奏曲、グルックの「精霊の踊り」、ドップラーの「ハンガリー田園幻想曲」、そしてビゼーの「アルルの女」のメヌエット…。名作曲家たちがそれぞれに五線に綴った愛らしいフルートの調べは、今も私たちの心に美しく響きます。このおしゃれな楽器を通して、すべてのフルートファン、音楽ファンに、フルートの魅力や音楽の楽しみを語りかける珠玉のエッセイ。
目次
ベーム式フルート
フルートの部品は何個？
「良い楽器」とは
フラウト・トラヴェルソとの出会い
不思議な楽器トラヴェルソ
トラヴェルソの魅力と都留音楽祭
古典フルートの話
古典フルートでアンサンブル
スケール練習は慎重に
腹圧のポイントは「喉」〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitou umo
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フルートの物理的な音の出る仕組みと、それを利用した音の強弱やピッチの変え方などの考察が面白かった。作者のフルートへの愛を感じた。2021/07/24
