内容説明
戦後の日本は、GHQの占領政策によって東京裁判史観を植えつけられ、多くの日本人はその誤った反日的歴史観を信じ込まされてしまった。今こそ日本人は、過てる反日的歴史認識から脱却し、正しい歴史認識を取り戻さなければならない。最近世界的ベストセラーになった歴史書などを槍玉にあげ、日本文明を中心に据えた視座から彼らの無知を叱り、偏見を問い質して、“学問の原点”に立ち還る。
目次
第1部 左翼学者の歴史認識を撃つ(朝日推薦の世界的ベストセラーの誤り;世界の歴史を「戦争の歴史」と見る歴史の誤り;ハーバード大学の日本近代史観を撃つ;ダワーの嘘とストークスの転向;有名ジャーナリストの三・一一震災後の日本レポートの偏見;世界的ベストセラーの日本論の誤り;日本の左翼学者の新しい歴史認識は正しいか;岩波講座の歴史認識への批判;日本語は滅びない;吉野作造賞の「戦後レジーム史観」)
第2部 正しい歴史認識のために―推薦すべき力作の数々(アメリカが仕掛けた「太平洋戦争」を暴く;世界的人類学者による日本文化の再評価;イタリア学者による日本美術史の評価;代表的戦後歴史家の最近作;「国家の品格」とは何か;昭和天皇の一貫性;マグローヒル社教科書の「従軍慰安婦」の偏向記事)
著者等紹介
田中英道[タナカヒデミチ]
評論家、文化史家、東北大学名誉教授。昭和17年東京生。東大フランス文学科、美学・美術史学科卒業、ストラスブール大学Phd。ローマ大学、ボローニャ大学客員教授、国際教養大学前特任教授、歴史教科書をつくる会元会長、日本国史学会代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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