内容説明
『元兵士102人の証言』に登場する証言者を探し出して再度ヒアリングをおこない、当時の史料に照らしても徹底検証をおこなって、恣意的な証言集であったことを論証する日本「南京」学会の最新論集。
目次
『102人の証言』に登場する岡崎茂氏の証言(第一回聞き書き;第二回聞き書き ほか)
一〇〇〇箇所を超える誤認・誤記
戦歴を疑問視させる元兵士たちの証言(序論;本論―市川治平氏の証言)
元兵士たちの疑惑の証言(トリックの数々;勝手な流用 ほか)
このデタラメな証言とテレビの罪(軍隊に関する基礎知識の欠如;二百を超える間違い、食い違い ほか)
著者等紹介
東中野修道[ヒガシナカノシュウドウ]
昭和22年(1947)鹿児島生まれ。鹿児島大学法文学部、大阪大学大学院博士課程修了後、西ワシントン大学客員教授(日本思想史)、ハンブルク大学客員研究員を経て、亜細亜大学法学部教授、政治思想史、日本思想史専攻。文学博士。日本「南京」学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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