内容説明
昭和維新運動・最後の証言者たる著者が「動乱の昭和」を回想した貴重な記録。
目次
満州事変―昭和維新の理想に感激
満州国建設―高まる新国家への期待
血盟団と一人一殺―我が昭和維新史ここに始まる
五・一五事件―昂奮と疑念と反省と
似而非挙国一致内閣―神兵隊に参加
神兵隊事件―決行前夜に逮捕
豊多摩刑務所未決監―悲しみで知る人生の諦観
二・二六前夜―相沢事件で考えたこと
二・二六事件―初めは脱兎の如く…
二・二六裁判―北一輝の思想と言動〔ほか〕
著者等紹介
中村武彦[ナカムラタケヒコ]
大正元年生。原籍は山口県岩国市。西南学院中学部より国学院大学に入るも翌昭和8年7月、所謂神兵隊事件に連座。以来一貫して昭和維新運動に専念。戦争末期に尊攘同志会に属し敗戦を獄中に迎える。戦後は国民総連合等に関係。昭和維新運動の最長老
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。