出版社内容情報
戦前から“象徴”に取り組んできた著者が、「憲法・歴史・国体」より天皇を根源的に捉え徹底研究。
目次
第1章 憲法と天皇(強制されたアメリカ製憲法;明治憲法の主権者は誰であったか;現憲法の主権者は本当に国民か;日本国憲法の民主主義と君主主義;象徴天皇とは何か ほか)
第2章 歴史と天皇(昔の国民は天皇を知らなかったか;万世一系の問題;天壌無窮の神勅とは何か ほか)
第3章 国体と天皇(果たして国体は変わったのか;国体と天皇制は同じか ほか)
資料 国体は変革されたか(諸論―学問的解決を導くために;議会の討論と国民の思想的混乱 ほか)