内容説明
Windows2000/XPにはコマンドプロンプトから入力しなければ操作できない機能がある。その中でも特に、TCP/IPやNetBIOSといった、インターネットやLAN環境構築には欠かせないプロトコルを詳細に操作できるコマンド群が数多く含まれている。本書では、常時接続・高速接続が一般的になった現在、インターネットやLAN環境におけるネットワークに関する設定を、詳細にかつ自由に設定できるネットワークコマンドについて詳しく解説した。
目次
第1章 ネットワークを操作するためのコマンドプロンプト入門(コマンドプロンプトとは―Windowsとは異なるCUIインターフェイス;コマンドプロンプトの歴史―IBM PC‐DOSからはじまったDOSの歴史 ほか)
第2章 NetBIOSを操作するためのコマンド(NETコマンドとは何か―NETコマンドを提供する「NET.EXE」;パスワード設定条件やロックアウト条件を設定する―NET ACCOUNTS ほか)
第3章 TCP/IPプロトコルを操作するためのコマンド(TCP/IPコマンドとは何か―TCP/IPはUNIXのユーティリティ;ARPテーブルの表示・設定を行う―arp ほか)
第4章 WindowsXPで追加されたコマンド(ネットワークコマンドが強化されたWindowsXP―IPv6など最新のユーティリティを装備する;MACアドレスを確認する―getmac ほか)
第5章 telnetを使ったリモート操作(telnetコマンドでネットワークを経由してコマンドプロンプトを使う―コマンドプロンプトでネットワークコマンドを使う真髄;ネットワークを経由して他のコンピュータに接続する ほか)
著者等紹介
清水隆夫[シミズタカオ]
某総合電気メーカー関連会社でノートパソコンや、ネットワークの設計構築などに従事していたが、現在は退職しフリーのライター兼エンジニアとして活動中。@niftyのパソコンGPSフォーラム(FGPS)でSUB SYSOPを務める、GPS関連テクニカルライターの第一人者。「闘うテクニカルライター」として雑誌への連載や執筆も多い
津守美弘[ツモリヨシヒロ]
ネットワークからファームまで、色々な仕事に従事し、日本で最初の普及型地図ソフトウェア「Dmapwin」開発チームのリーダーを務めた
大河内豊秋[オオゴウチトヨアキ]
1958年生まれ、横浜在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。