内容説明
本書は、「人間」から市場経済をとらえ、雇用・労働の「制度」あるいはルールの形成をめぐる営みと労働組合の役割・機能を点検し、これからの労使関係を考えるうえで必読の書。
目次
第1章 労働関連統計を読む
第2章 豊かな社会と労働者の暮らし
第3章 労働をめぐる市場と制度
第4章 労働市場のなりたち
第5章 労働経済から労使関係へ
第6章 賃金水準と賃金制度
第7章 労働のなかの女性と男性
第8章 日本的労使関係の変化
第9章 労働経済とマクロ・ミクロ経済との関係
第10章 グローバリゼーションと労働問題
著者等紹介
高木郁朗[タカギイクロウ]
1939年、岐阜県生まれ。1961年東京大学経済学部卒業。山形大学教授を経て、現在、日本女子大学家政学部教授。専攻は社会政策、労使関係論
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