内容説明
本書の第1部では、最近1年間の内外経済情勢の分析を行っています。第2部は、日本経済が中長期的に持続的な成長を実現するために考えておくべき重要な視点としてIT革命と、90年代に入って絶好調を続けるアメリカ経済を取り上げ、その好調さの原因を分析しています。第3部では、コーポレート・ガバナンスの問題を取り上げています。
目次
第1部 リストラ継続下の景気回復(跛行的に進む日本経済;IT関連投資が果たした役割;人件費抑制により低迷する消費;依然として厳しい雇用・失業情勢 ほか)
第2部 これからの経済を支える基盤は何か(グローバルに進むIT革命のわが国への影響;アメリカに長期の好景気をもたらしているもの)
第3部 経済的繁栄と社会的公正の両立に向けて(企業改革と雇用・労使関係の変化;コーポレート・ガバナンスと労働組合)
参考 計量モデルによる2001年度日本経済の展望