内容説明
本書は、「じん肺」患者の妻と子が、夫であり父である「じん肺」患者とその家族である自らの生活を語ることによって、いまだ社会に知られていない「じん肺」患者の実態を一人でも多くの人々に知っていただくことを願って作られました。本書は「長崎じん肺裁判」の原告である元炭鉱夫「じん肺」患者の手記を中心に構成されています。
目次
涙がこぼれそうで(谷村静野)
悲しい思い出は忘れて(谷村道子)
私の帰を待って(谷村初代)
怖い父の笑願(谷村澄子)
後家同様にさせて(大宮シズエ)
何でもよかけん高校に(大宮真之)
母の口づけ(大宮和子)
苦しみの日々を訪ねて(武藤ヒサ子)
じん肺裁判の歩みと展望(全国じん肺裁判原告団・弁護団)
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