内容説明
土方巽・大野一雄の全貌。土方巽著『病める舞姫』をよみほぐし、言葉によって“舞踏”を再構築する試み。
目次
言葉の舞踏家―土方巽著『病める舞姫』を読む
『病める舞姫』を読み終えて
『美貌の青空』を読む
母性とカオスの暗黒舞踏―中村文昭著『舞踏の水際』を読む
大森政秀の舞踏から合田成男の批評の姿へ―わたしは合田成男の姿に土方巽の姿を重ねていた
大野一雄・母性とカオスの暗黒舞踏―暗黒舞踏を振り返る
キリスト者と舞踏―神様と一緒に遊ぶ舞踏家大野一雄
舞踏の神にすべてを捧げ尽くした大森政秀―舞踏公演「キリギリス」を観る
著者等紹介
清水正[シミズマサシ]
1949年我孫子生。日本大学芸術学部文芸学科卒。文芸批評。日本大学芸術学部教授。日本大学大学院芸術学研究科教授。Д文学研究会主宰
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