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暗黒舞踏論

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  • サイズ A5判/ページ数 394p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784886298881
  • NDC分類 769
  • Cコード C0073

内容説明

土方巽・大野一雄の全貌。土方巽著『病める舞姫』をよみほぐし、言葉によって“舞踏”を再構築する試み。

目次

言葉の舞踏家―土方巽著『病める舞姫』を読む
『病める舞姫』を読み終えて
『美貌の青空』を読む
母性とカオスの暗黒舞踏―中村文昭著『舞踏の水際』を読む
大森政秀の舞踏から合田成男の批評の姿へ―わたしは合田成男の姿に土方巽の姿を重ねていた
大野一雄・母性とカオスの暗黒舞踏―暗黒舞踏を振り返る
キリスト者と舞踏―神様と一緒に遊ぶ舞踏家大野一雄
舞踏の神にすべてを捧げ尽くした大森政秀―舞踏公演「キリギリス」を観る

著者等紹介

清水正[シミズマサシ]
1949年我孫子生。日本大学芸術学部文芸学科卒。文芸批評。日本大学芸術学部教授。日本大学大学院芸術学研究科教授。Д文学研究会主宰
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

20
この人の土方とのたった一度の出会いについての記述は、ほかの本で読んでずっと印象にのこっていた。アスベスト館におじゃまして故・元藤さんら様々な舞踏家たちと会って、夫を通じ作品を見させてもらったけれど、私は舞踏は土方で始まり、土方で終わったムーブメントだと思う。筆者の主観は非常に鋭く、今まで読んだ舞踏の本の中でも非常にパーソナルで、胸に響いた。2018/06/27

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