内容説明
戦時下にもかかわらず、自然、文化、豊かな人間関係に恵まれた少年時代。45年ぶりのふる里は変わらず温かかった。世界を驚かせるオンリーワン企業を作った松浦元男の原点。
目次
米子飛行場
白潟小学校
袖師の地蔵
機銃掃射
親父さん釣りを覚える
井戸は隣とはんぶっこ
ボラとスッポン
模型飛行機
かぶれにはズボテ蟹
権現様〔ほか〕
著者等紹介
松浦元男[マツウラモトオ]
1935年、名古屋市生まれ。小学生で松江市に疎開、地元の高校を中退し、名古屋に出て仕事を転々とする。豊橋の高校に復学。アルバイト先の社長の援助で、愛知大学法経学部に入学。バンドマンをしながら、大学卒業。5年間のモーレツ社員を経て、1965年、樹研工業設立。「無試験入社・書類ゼロ」など、ユニークな経営とアイディアで、極小精密部品では国内トップメーカーに。最近では世界最小の100万分の1グラムの歯車を製造、世界を驚愕させた。現在樹研工業代表取締役社長
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