河野与一 哲学講話

河野与一 哲学講話

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  • サイズ B6判/ページ数 385,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000027038
  • NDC分類 104
  • Cコード C0010

出版社内容情報

1958年から5年間にわたって,多くの著名な人々を相手に開いた「河野学校」の講義.ギリシャ古代哲学,とくにプラトンの作品をユニークな視点から解説,「ロゴスの饗宴」と呼ぶにふさわしい.講話17回分を収録.

内容説明

1958年から岩波書店の一室で、多くの著名な人々を相手に聞かれた「河野学校」の講義。西欧思想の源流をなすギリシャ古代哲学を、とくにプラトンの作品を中心に、ユニークな視点から解説し、その特色を明らかにした。

目次

天使の認識
ロゴスについて
ヘン・カイ・パン(一即全)
ミュトス(神話)について
コーラ(場所)について
フュシス(自然)について
常識について
人間は万物の尺度
非有(メー・オン)について
誤謬について
天使の意志
イロニーについて
ヒュブリスについて
モイラ(運命)について
偶然について
フィデス(信)について

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

amanon

5
著者自身が何度か言及しているとおり、かなり取り止めのない内容。哲学蘊蓄話集という趣。講話ということもあって、平易な語り口でサクサク読み進めることができるのだけれど、実はかなり専門的な領域にまで話が及んでいて、実は結構難物だったりするのだから、侮れない。また、外国語タームが片仮名表記なのが、ずっと気になっていたのだが、それには止むを得ない事情があったとのことで納得。話の中心であるギリシャ哲学について、ある程度予備知識があったつもりだったが、かなりあやふやだったことを痛感。天使の話がとりわけ興味深く読めたか。2021/04/26

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