大都会の夜―パリ、ロンドン、ベルリン 夜の文化史

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  • サイズ A5判/ページ数 400p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784886297891
  • NDC分類 235.065
  • Cコード C0022

内容説明

光と陰、夢と悪夢、富と貧困の織りなす夜の世界を、歴史・文化資料や文学作品をしてみずから語らしめる。

目次

1 大都会の夜の相対立した報告
2 ひとつの始まり。一八四〇年頃の大都会の夜
補説 新しい光の中で
3 夜と安全
4 夜と道徳
5 夜の歩行
6 ひとつの終わり。一九三〇年頃の大都会の夜

著者等紹介

平田達治[ヒラタタツジ]
1934年生まれ。大阪大学大学院文学研究科修士課程修了。大阪大学名誉教授

我田広之[ワガタヒロユキ]
1957年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。現在、大阪大学大学院言語文化研究科助教授。ドイツ思想史・比較言語文化論専攻

近藤直美[コンドウナオミ]
1963年関西学院大学文学部卒業。1968年ミュンヘン・ゲーテ・インスティトゥート・ドイツ語教員資格取得。大阪ドイツ文化センター元ドイツ語講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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いまにえる

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夜の文化史と名乗る通りパリ、ロンドン、ベルリンの夜様子を映した本。「魅惑と恐怖は夜の二つの側面であり、互いに分かちがたく結び合っている。」というように夜は二面性を持つ面白いテーマだと思った。ゾンバルトの『贅沢と恋愛と資本主義』と関連づけて、夜の明かりは初めは王族・貴族らの贅沢によって灯り、その後庶民にまで広がっていったという。それが今のバーや居酒屋、あるいは風俗文化に繋がっているのだろう。背景にはキリスト教権威の弱化があるだろう。2018/03/10

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