内容説明
現在の詩篇と1950年代初期の詩篇とを合わせて一冊としたもので、50年の振幅のなかでうたわれた一個人の「戦後史」であり、「戦後詩」である。瀬戸内の郷里塩飽に因む詩集。
目次
塩飽断想(序詩;卒業式の夢 ほか)
詩集『愛情』より(廃寺;丘 ほか)
『愛情』以後(みんな元気か)
参考エッセイ(咸臨丸と塩飽水軍)
著者等紹介
平岡敏夫[ヒラオカトシオ]
1930年塩飽広島(現、香川県丸亀市広島町)に生まれる。一年半の陸軍生活を経て、大津二郎名で詩作
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