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ツァラトゥストラ〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784886297068
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C0010

内容説明

古典というには余りにも現代的な書物を、誰もが読めることを願った訳者の深い思索をもとに、分かりやすい日本語で届ける。

目次

第1部(三つの変化;徳の講壇;大地なき世界を見る者たち;肉体を軽蔑する者たち ほか)
第2部(鏡をもった幼な子;喜びに満ちた島々で;同情者たち;聖職者たち ほか)

著者等紹介

小山修一[オヤマシュウイチ]
1948年福岡県生まれ。1972年西南学院大学法学部卒業。会社員生活を経て、1978年中央大学大学院独文専攻博士前期課程入学。1983年中央大学大学院独文専攻博士後期課程満期退学。中央大学、東海大学ドイツ語非常勤講師を経て、1989年石巻専修大学ドイツ語専任教員。2002年現在、石巻専修大学経営学部助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かす実

1
比喩こそが本質であるとツァラトゥストラは語ったが、そのとおり 彼の言葉すべてが詩的かつドラマチック。それゆえ、私が既に知っている真理については生き生きと文章が脈打ってみえる一方で、ピンとこない部分については単なる冗長な文字の羅列にしかみえない。ツァラトゥストラに寄り添い彼を同志の友とする時、彼は愛おしく高貴な魂となるが、ツァラトゥストラを離れた場所から観ている時、彼は滑稽なドン・キホーテになる。まあ、金言だらけなので 何にせよ生きることの裏付けにはなってくれる気がする。思えば私も超人を目指していたのだ。2018/11/07

misono

0
どの訳がいいのか知らないがとりあえず。なんだか教祖になりたそうな文体だが、まぁダイレクトに信念を語る事の出来る効率的なスタイルだと思います。聖書と違って「これは神の言葉である」みたいな尾ひれは付いてない訳ですから、仰々しい割には短時間で効率的に思想が読解できます。真実だの真理だのではなくて、全ては「…と、ツァラトゥストラは語った…と、ニーチェは書いた」に過ぎないわけで。良い意味でね。2021/06/02

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