内容説明
著者が、ゲーテの著作、詩および書簡や対話記録、または日記の中からほぼ原文のまま抽出したものを現代人とのバーチャルな対話形式に再構成し、幻想とリアリティを巧みに結合させた一書。文学の形としても一つの新しい試みである。ゲーテ生誕二五〇周年を記念してドイツで出版されたもの。
目次
１ 人はいかに生きるべきか
２ 喜びと悲しみ
３ 人間模様
４ 男と女の心の機微
５ 真の友情を育むために
６ 本当の信仰とは
７ 言葉と著作について
８ 国家とは、争いはなぜ起こるか
９ 素質をいかにのばすことができるか
１０ 賢者への道
著者等紹介
ヴォルフ，マンフレート［ヴォルフ，マンフレート］［Ｗｏｌｆ，Ｍａｎｆｒｅｄ］
１９３４年、ライプツィヒ近郊のヴルツェンに生まれる。農学、教育学および哲学を修め、自然科学、歴史、教育学、哲学等幅広い分野で大学、専門学校で教鞭をとる。１９８４年、ホーネッカー政権の弾圧により職業を剥奪され、１９９０年まで保養地の監視人として生計を立てた。現在、イルメナオ在住の教科書作家、作家、ジャーナリストとして活躍
村瀬有［ムラセユウ］
１９３４年、愛知県に生まれる。シュトゥットガルト大学を経て、山形大学、信州大学客員教授を歴任。第１６期日本学術会議委員。現在、界面科学技術機構代表、日本工学アカデミー会員、東京大学工学博士。１９８０年ＦＡＴＩＰＥＣ（欧州塗料高分子国際会議）グランプリ受賞
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