内容説明
「汽笛」の中でドブロリューボフが書いた小詩や論文は全てパロディであり、諷刺である。本巻では、このような間接的な体制批判でもどれほど検閲の厳しさに曝されていたかが、それぞれの注により明らかにされている。
目次
汽笛・予備編
汽笛・第一号
汽笛・第二号
汽笛・第三号
著者等紹介
横田三郎[ヨコタサブロウ]
1923年大阪市に生まれる。ドブロリューボフ関係の著書に『ドブロリューボフの生涯と思想』(1990年、広島修道大学総合研究所)。訳書に『革命的民主主義の教育』(1970年、福村出版)。『観念論と体罰への批判』(1970年、福村出版)。『反動教育思想批判』(1972年、福村出版)。『闇の王国の中の一条の光』(1983年、にんげん社)。『ドブロリューボフ著作選集I』(1987年、ぎょうせい)。『ドブロリューボフ著作選集II』(1987年、ぎょうせい)。『ドブロリューボフ著作選集III』(1994年、青山社)。『ドブロリューボフ著作選集IV』(1996年、鳥影社)。『ドブロリューボフ著作選集V』(1998年、鳥影社)。『ドブロリューボフ著作選集VI』(1999年、鳥影社)。『ドブロリューボフ著作選集VII』(2000年、鳥影社)
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