ロマノフ王家の終焉―ロシア最後の皇帝ニコライ二世とアナスタシア皇女をめぐる物語

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ロマノフ王家の終焉―ロシア最後の皇帝ニコライ二世とアナスタシア皇女をめぐる物語

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  • サイズ B6判/ページ数 338p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784886294333
  • NDC分類 288.493
  • Cコード C0098

内容説明

アナスタシアは生きていた?20世紀最大級の謎を徹底検証。遺骨発掘の経緯、DNA鑑定を含む分析結果、今も関わる政治的背景と関係者の証言など、あらゆる角度から真実を浮き彫りにする。

目次

第1部 遺骸の発見(深夜の来訪者、死への二十三階段;モスクワは皇帝一家の殺害を承認していた ほか)
第2部 アナスタシア皇女を騙る謎の女アンナ・アンダーソンの出現(希代の女詐欺師;ロマノフ王家の一員を名乗る詐称者たちの出現)
第3部 殺害を免れた生存者(ロマノフ家の亡命者)
第4部 イパティエフ・ハウス(七十八日間の監禁生活)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫草

6
ニコライ二世とその家族の最期を追い、いつ誰がどのような調査をしたのかの記録。でも、学者の中でも、真実究明の名誉やら何やらで色々競争あり、また、遺骨自体の所有を巡ってもロシアの中央政府と現地エカテリンブルグで取り合いがあり、そんなこんなが話をややこしくしているもよう。そもそも、ロマノフ王朝の最後=ソビエト共産政権開始なので、その時代が終わるまで調査もできなかった。地元の一般人がこっそり掘って隠し持ってたなんてびっくりです。もし見つかってたらその人も遺骨も亡き者にされてたかもだったんですね。2016/11/24

momo

1
事実はひとつであるはずなのに、国や政府の威信、おカネの問題、研究者の名誉、残された王家の思惑・・・で、歴史は作られるということがよくわかる一冊。アナスタシア皇女を名乗る人物が本物かどうか、肯定派と否定派の意見、親戚にあたる外国の王家の反応が興味深い。2017/10/28

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