感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
保山ひャン
1
夢、溶け合う存在。めっちゃ、女! ラストで、腕をなくした女がその腕を取り戻した後、踊るシーンがある。 まるで、アナイス・ニンの何かの宣言を読んでいるようだった。2014/08/18
勉誠出版営業部
1
タイトルがビックリな、アナイス・ニンの『近親相姦の家』を読了。散文詩調の作品で、いわゆる小説と言うには全体を貫くストーリーはない。「考える」よりも「感じる」一作かも。2013/03/01
ハミーネス
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スゲエタイトルだなーと手に取る。紡がれる言葉が全て詩である。2016/06/04
almondeyed
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1932年に書かれたものなんだ。なんだか1960~70年代のサイケデリックな雰囲気を感じる。この時代をリアルに過ごしたわけではないので、自分が抱いているイメージに当てはめたわけだが。2012/07/20
siervamaria
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様々な心象がモチーフとなって、空中に像を結ぶような印象を受けた。少し奇を衒っていると思えなくもないが、不思議と「わかる」景色も多い。2010/07/21