目次
第1講 「キリスト教」を提示する
第2講 「信仰」とは何か?
第3講 天地の創造
第4講 人間の創造
第5講 人間の目的
第6講 原初のズレ
第7講 原罪―私が悪いのか?
著者等紹介
来住英俊[キシヒデトシ]
1951年、滋賀県近江八幡市生まれで、神戸育ち。大学では法律を学び、司法試験を志すが、連敗。電機企業に就職。1979年のイタリア・パック旅行で教会と宗教画ばかり見せられて、カトリックに開眼。帰国後、近くの教会を訪ねて、1981年に洗礼を受けた。その勢いで、御受難修道会に入会。1989年に司祭叙階。まず、「作品としての宗教講話」をしきりに作って、教会や学校関係で話した。宗教講話では人はあまり変わらないので、祈りの指導に転身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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メイロング
2
「おもしろくキリスト教を語る」と見せかけて、重たいパンチを隠し持つ。特に第7講は読む人それぞれに考えがあり、議論テーマにしたら確実に夜が明ける。だからこそよけいに「今、息をしているキリスト教(観)」みたいなのを体感できました。でも私は地球上から誰もいなくなっても、一人でDAMで歌っていると思います。2014/06/17
piece land
2
手元においてときどき読みたい本 神父様の人柄が表れている2013/05/21
マリア
1
難しい内容をとてもわかりやすく解説してくださる神父様。それでもこの本は結構難しく、読み応えがあった。仮想の問答形式は時々苦しい感じがしたけれど、一人で書いているとやはり仕方ないのかなと。でも確かに気合が入っているキリスト教入門書だと思う。2023/09/05
joyjoy
1
「一緒に生きる」こと自体が人間が生きる目的。「共に」を考えさせられる。2017/11/28
t.maki23
1
書店でたまたま目に留まって、立ち読みの数ページでひきこまれ、購入。信者でない人にどうやって適切にキリスト教を伝えるか、を練って練って書かれたのだろうなと感じる。例えもユーモアがあるし受け入れやすい。続編は必ず読みます。わからない問題点はわからないと正直なところも好きだ。2013/10/11
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- 和書
- 流砂 〈第8号〉