内容説明
激動の昭和史を生きた宣教師。自筆の約１万通もの書簡や文書から編み出された著作。残された無数の手紙には、師の率直な内面が表現され、そのほほえみとおだやかな姿勢の裏に、困難、貧困、無理解に耐える不屈の精神があったことを知ることができる。
目次
第１章 戦禍のなかでのチマッティ神父―１９４１～１９４５
第２章 事業再建と発展の時代―１９４６～１９４９
第３章 チマッティ神父、図書係―１９５０～１９５２
第４章 院長時代のチマッティ神父―１９５３～１９５７・３
第５章 病気を乗り越えるチマッティ神父―１９５７・４～１９６３・５
第６章 神を迎えるチマッティ神父―１９６３・６～１９６５
著者等紹介
コンプリ，ガエタノ［コンプリ，ガエタノ］［Ｃｏｍｐｒｉ，Ｇａｅｔａｎｏ］
カトリック司祭、サレジオ会員。１９３０年イタリア・ベローナ市生まれ。１９５２年サレジオ大学哲学部卒。１９５５年来日。１９５８年東京で司祭叙階。上智大学神学部大学院卒。１９６２～６８年中津ドン・ボスコ学園園長。１９６８～７１年育英高専（現サレジオ高専）倫理・哲学教授。１９７１～８７年川崎サレジオ（現サレジオ学院）中学・高等学校校長。１９８７～ドン・ボスコ教育研究所所長。１９９２～９６年宮崎日向学院理事長、中学・高等学校宗教教育担当（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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