目次
霊魂の能動的暗夜
第1部 感覚の能動的暗夜(第一の詩句。人間は、劣った部分(体)と、高尚な部分(精神)とからなっているため、霊的な道を歩む人々の通る夜も、二つの異なったものがあること、ならびに次の詩句の説明。
神との一致に至るまでに、霊魂が通る暗夜とは何であるか。 ほか)
第2部 精神の能動的暗夜―理性(第二の歌;暗夜の第二部、すなわち信仰という暗夜の第二の原因について論ずる。何故に、この部分の暗夜が、第一または第三の部分よりも暗いかという理由について述べる。 ほか)
第3部 精神の能動的暗夜―記憶と意志(概要;記憶による通常の知覚について。―この機能によって神と一致するためには、その知覚に全くこだわらないようにしなくてはならない。 ほか)
著者等紹介
十字架の聖ヨハネ[ジュウジカノセイヨハネ]
1542‐1591。カトリック教会の聖人、教会博士。男子跣足カルメル会を創立。16世紀を代表する神秘家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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