目次
1 ローレンス文学の近代と反近代(千年王国の光と影―D・H・ローレンスの近代批判;D・H・ローレンスと政治思想―その〈ファシズム〉をめぐって;D・H・ローレンスとニーチェ―〈力〉をめぐって;手の平のうえの〈反近代〉―ドゥールーズのニーチェ論批判;T・S・エリオットの『荒地』;抒情の死を越えて―W・H・オーデン序説)
2 フェミニズムをめぐって(フェミニズムにおいて近代批判はどこまで可能か―エコロジカル・フェミニズムの根拠;女性革命のためのノート―ボーヴォワールの死をめぐって;女性革命とは何か―エコ・フェミからラディカル・フェミニズムへ;夜明けの国家と自立派の落日―吉本隆明〈対幻想〉批判;書評『対幻想―n個の性をめぐって』)