内容説明
東京がなぜ緑の少ない都市になったかを政治・社会・宗教など、多様な観点から歴史的に検証し、いま自然を回復するためには、都市を流れる川の自然に目を向けようと提案する。
目次
第1章 原風景(江戸と自然;江戸の町)
第2章 時の変化(時の流れ;川の流れ)
第3章 光と陰(町の性格;市内と市外;貧しさと自然)
第4章 川から街へ(都市化の波;地域の変化;豊かな川へ;川から街へ)
著者等紹介
野村圭佑[ノムラケイスケ]
1942年東京生まれ。早稲田大学第一法学部卒業。作家。長年、自然が回復した工場跡地を利用したトンボ公園の実現のための活動や荒川・隅田川の自然回復に取り組む。1989年度毎日新聞郷土提言賞論文コンクールで「回復した自然を生かし、東京の下町にトンボ公園・自然体験園の建設を」が東京都最優秀賞。1993年度も「自然と治水の調和した隅田川へ」が東京都最優秀賞。おもな著書に『下町によみがえったトンボの楽園』(大日本図書。1998年度産経児童出版文化賞推薦)、『まわってめぐってみんなの荒川』(あらかわ学会・どうぶつ社。2000年度産経児童出版文化賞)などがある
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