内容説明
森に生きるサルたちは「種」を越えた「混群」という「奇妙な集団行動」の有利さに気付く。それは、お互いに何らかの「利益」があるからに違いない。そして、その一すじの「原理」は樹冠で暮らすあらゆる生物にとって同じように働いているに違いない―。これはアフリカ、カメルーンの熱帯雨林カンポの森からのみずみずしいレポート―。
目次
第1章 樹上の風景
第2章 過去の出来事
第3章 ヒトの営み
第4章 動物たち
第5章 植物の振舞い
第6章 サルたちの集団行動
第7章 カンポの森
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