目次
第1章 子供時代 羽化の技法
第2章 思春期 転成の技法
第3章 青年期 理の技法
第4章 成年期 営為の技法
第5章 老年期 存在の技法
終章 人生の五つの技法
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rubyring
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子供時代、思春期、青年期、成人期、老年期というライフサイクルの意味について考えなおし、現代文明を見直すことができる良書。本書の前に同じくターンブルによる『ピグミー森の猟人―アフリカ秘境の小人族の記録』を読むことをお勧めします。2015/01/30
不以
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幼少期から老年期までを、西洋・アフリカにインド・チベットを加えて比較し描写している。描かれる世界はすべて筆者の体験を通した主観的なもので、西洋の描写がガチガチ階級社会の貴族側の視点かつそれを嫌ってるというのも面白かった。2013/06/03
Sensyuraku
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コンゴの狩猟採集民のライフサイクルとイギリスのそれを比較するフィールドワーク本…かと思ったらインドとかチベットの僧院の話とかあっちこっち飛ぶし途中から殆ど随筆。筆者の通っていた戦前のパブリックスクールの話なんかは興味深いんだが…2021/05/21