目次
空飛ぶ円盤からのメッセージ
第0章 新しい発見をもとめて
第1章 身体とネオテニー
第2章 行動とネオテニー
第3章 無力と未熟さの自覚
第4章 こども
第5章 こどもとネオテニー
第6章 老年とネオテニー
第7章 新しい生命観の確立
ネオテニーの歴史
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鴨長石
1
類人猿が子どものまま性的にのみ成熟したのが人間、という発想。本書に多数挙げられた図を見ればそれは一目瞭然とも思える。この考え方でいくと、教育によって「大人」に近づけるのは言語道断で、いかに子どもであり続けるかということに注力すべきというのも面白い。より子どもに近いという観点からすると、白人より黄色人種、男性より女性がより進化した形態であることになるなど、興味深い仮説のオンパレードになっている。本書はかなり古い本ながら、進化論の補強にも繋がる話なので、現在でもネオテニーに関する議論があるなら触れてみたい。2021/01/17
おめるた
1
ネオテニーとは子供の頃の特徴を大人まで保持すること。今、世間的に大人と子供のイメージは大きく歪んでいるのではないか。本当の子供らしさとは、そして本当の大人っぽさとは。2011/02/09
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