内容説明
世界各地でみつかっている旧石器時代の女性小像や、線刻画で表わされた女性象徴を集成・検討し、男性・動物象徴と比較して、人類最古の世界観に迫る。著者積年の研究テーマを集大成した渾身の大著。
目次
序論 ヴィーナスの始原を求めて
第1部 上黒岩の女性象徴(上黒岩岩陰遺跡;石偶と線刻棒;タカラガイと三角形垂飾り;上黒岩の女性象徴の意義)
第2部 旧石器時代の女性象徴(女性象徴の研究課題;後期旧石器時代前半の女性小像;後期旧石器時代末の女性小像;後期旧石器時代前半~中頃の女性絵画;後期旧石器時代末の女性絵画;後期旧石器時代の女性器象徴;後期旧石器時代の男性象徴;後期旧石器時代の線刻棒)
後論 旧石器時代の女性象徴とは何だったのか
集成 旧石器時代の女性象徴
集成 旧石器時代の動物象徴ほか
著者等紹介
春成秀爾[ハルナリヒデジ]
1942年12月神戸(武庫郡御影町)生まれ。1993年第6回濱田青陵賞受賞。現在、国立歴史民俗博物館名誉教授・総合研究大学院大学名誉教授。博士(文学・九州大学)。2022年瑞宝中綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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