内容説明
なぜ先史時代の人びとは海峡を越えてまで交流することを求めたのか。土器を中心とした第1ネットワーク、石器や骨角器中心の第2ネットワーク、装身具中心の第3ネットワークを設定し、その交流の様相を構造的に解明する。
目次
序章 本書の課題と展望
第1章 本書の構想と構成
第2章 韓日新石器時代交流史とその研究動向
第3章 すべては自然環境から始まる
第4章 土器から見える交流の世界
第5章 土器文化の融合と分離
第6章 石器・骨角器はどのように伝わったか
第7章 装身具はなぜ広域に伝わるのか
第8章 交流と先史社会の構造の変化
著者等紹介
廣瀬雄一[ヒロセユウイチ]
1956年東京都生まれ。1991年佐賀県教育庁を経て、釜山大学校博物館特別研究員、韓日文化研究所主任研究員。博士(文学、釜山大学校)。釜山在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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