考古学選書
古代刀剣と国家形成

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  • サイズ A5判/ページ数 234p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784886218988
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C3321

内容説明

全国の出土刀剣の精緻な観察から編年を再検証し、弓矢や甲冑も分析に加え古墳時代の軍事組織を復元。さらに装飾付大刀を中心に鉄製武器の生産・流通の実態を追い、古代国家の形成過程を究明する。

目次

序章 本書の内容と先行研究
第1章 弥生時代の刀剣と地域性
第2章 古墳時代前期の刀剣と威信財
第3章 古墳時代中期の刀剣と軍事組織
第4章 装飾付大刀の生産と流通
第5章 古墳時代終末期の刀剣
終章 鉄製武器の生産・流通と古代国家形成

著者等紹介

豊島直博[トヨシマナオヒロ]
1973年埼玉県生まれ。1998年大阪大学大学院文学研究科修士課程修了。博士(文学)。岡山大学埋蔵文化財調査研究センター助手、独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所主任研究員、文化庁文化財調査官を経て、奈良大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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A.Sakurai

1
古墳時代後期の古墳からは装飾付大刀が副葬品として出土することがある.畿内の有力氏族が特定の種類の装飾付大刀を関係の深い地方豪族に配っていたという説があり,気になって比較的新しい刀剣研究の本にあたってみた.この本は装飾付大刀だけでなく,弥生時代から古墳時代終末期まで扱っているが,この説についても分析していて,肯定的.でも頭椎大刀と物部氏の関係以外はちょっと論拠が弱い気がする.2025/02/01

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