内容説明
日本の古代宮都は中国都城の何を受容し、何を模倣しなかったのか。中国都城の設計に儒教経典の記述が取り込まれていく過程を跡づけた上で、日本の王権が儒教思想を欠いたまま、中国都城の機能を受容し、独自の変遷をとげていく諸様相を考究。
目次
序章 日中都城の比較にあたって
第1章 中国都城の変遷
第2章 中国都城と儒教
第3章 前期難波宮と中国宮城
第4章 難波宮と朱雀大路
第5章 藤原京と中国都城
補論 新羅慶州との比較
第6章 奈良時代の都城と中国都城
第7章 複都制と中国都城
終章 古代都城の行方
著者等紹介
村元健一[ムラモトケンイチ]
1971年大阪府生まれ。現在、大阪歴史博物館主任学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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